河南省を往く29
昨日は西安市内でウロウロ時間を潰してしまった。だが過去の経験からするとコレは中国のスタイルに体を慣らす準備期間としてどうしても必要なロスなのだ。すなわちロスではないのだ。
新しい電話番号も貰って配車アプリを導入したがどうやら日本の電話番号でいける。そのまま支払い方法も支付宝を指定すればよかった。
まあ、いいです。必要なロスなのだから。
夜が明けて、配車アプリ「滴滴」を起動。自分の現在位置を、不安なので超正確に指定した。次いで兵馬俑までの行程で車をセレクトすると最安値が75元の王師傅の白いセダンが引っかかる。君に決めた〜!というワケで王さんやって来ました。
会話という会話もなく、王さんは車を駆る。静かなので多分電動車だ。
こうやって配車アプリでお金を稼いでいる人って自分の車を資本にしているわけだから、日本で言う個人タクシーなんだと思う。資本が会社に属してそこで働く人がいわゆるタクシードライバーなのだろう。