実はコロナ前の訪中、正確には訪河南省だがその経験にこりて、というのはスマホ決済がガイジンには使えなかったために街を歩いていて相当不便をさせられたために窮余の一策として「銀聯カード」の作成を試みたことがあった。
無料で銀聯カードを作ってくれる邦銀が当時なかったので困っていたら、当時から世話になっているTrip.comが三井住友カードと連携して「Trip.com銀聯カード」というのを始めたというので早速登録したところやってきたのがこのカッコいいカード。
ちゃんと右下には銀聯のロゴが入っている。
これさえあれば取り敢えず決済の手段としては使えるだろうと準備万端で次の訪中、いや訪河南省に備えたところで新型コロナウイルス感染症の渦中に・・・。
副作用に苦しみながら皆勤でワクチンを打ち続け、一剣を磨すこと4年余り。そろそろ使ってみようかと思った矢先、三井住友カードから届いた便りが「Trip.com銀聯カードのサービスは終了します。」というあまりにも悲惨な知らせであった。推測するにコロナ禍のために世界中で人流が止まりTrip.comもユーザーの利用が激減して採算が取れない状況に陥ったのだろう。不採算部門は早めに切り捨てないとね。
一応7月までは有効のはずだが、中国の2大決済アプリともカード番号入力の時点で撥ねられ登録不可であった。
今日、Trip.com銀聯カードの情報を探そうと思って検索サイトからTrip.comのサイトに飛んだら「お探しのページはどこかに旅立ってしまいもうここにはいません。」というさすが旅行業者だけに洒落てるよね〜などとは絶対に思えないフザケたメッセージが出てきた。なんだったんだろうね?