新・河南省を往く 12
初っ端で崩壊しかけた旅程を回復せんと悪戦苦闘。西安に入ってけっこうまともなホテルに投宿。
今日は兵馬俑博物館に行こうと思ったが夏休みの日曜日。すごい人出になるだろうなと思い入場チケット予約サイトを見たら既に全時間帯が売り切れ。当日券があるかどうかはわからないが多分めちゃくちゃごった返すだろうなと考え、予定変更。
今回ご一緒している四国は徳島のご出身の方が「南無大師遍照金剛」と染め抜かれたシャツを着ていたので、急遽弘法大師ゆかりの「0番札所」西安青龍寺に参拝することにした。
青龍寺には博物館があって1フロア全部弘法大師の歴史と業績が展示されている。全日本の真言宗宗派が浄財を寄進して遺跡しかのこっていないこの寺の復興を手伝ったのだろう。
これは弘法大師に招かれたのだなと勝手に理解して意義のある西安入りだったと納得した。
σ(゚∀゚ )オレは前に書いた通り上海で、閉鎖されてた中国電信の電話回線を復帰させようとしたが、陝西省の西安で買った電話番号は上海ではどうにもできないと言われ、「どうにかしたいなら西安に行って実名認識をして貰うしかないよ。」と教えられた。
青龍寺からホテルに戻って来て、近所に中国電信の西安支店ビルがあったので昼飯後ちょっと出かけて見た。係の人に回線の復帰と国際ローミングを頼んだらOKと快諾され無事に回線は復旧した。