いよいよ河南省に入って来て本番の「河南省を往く」になってきた。旅も半分近くを過ぎ、毎日15,000歩ほどは歩いている。今日もたいがい歩いたが、ぐっすり眠ったので疲れもほどほどである。
寝入る前に今日の遠足で購入した「道口焼鶏」を一羽むさぼり喰らって夕食とした。コレを売っているのは本物を扱う専売店で、足にプラのタグが付いている。店に入ると店主のおっちゃんが店先でひっくり返って寝てたので起こすと笑いながら売ってくれた。冷蔵庫から出して一羽量り売りしてくれるのが良い。結局73元1500円で贖って帰る。
おっちゃんが色々説明してくれるがよくわかんないんで、例のスマホで翻訳アプリのお世話になった。日本から来たと言うと「コレは何百年の歴史があって云々」というので、「知ってるよ~。日本でも有名!」とか俺の中での有名ランキングを言ってしまったが、おっちゃんは喜んでくれたから好しとす。
帰り際におっちゃんは俺の手を取って「中日友好で一緒に頑張ろう!」というから俺もグッとその手を握り返したよ。河南省の男はこういうアツい兄貴が多い(ような気がする)。
ホテルに着く前にホテル向かいの酒屋でビールを買おうとしたら冷えてるのが瓶入りしかないので、外に出ている常温のヤツを二缶贖う。500ml一缶6元120円だ。日本の半額ということになる。「また明日来るから冷やしておいて。」って翻訳アプリさんに言わして帰還す。お店のお姉さんはニコニコ笑ってバイバイと言ってくれた。河南省の女はこういう人なつこさがあって良い(ような気がする)。
さすがに鶏一羽をひとりで喰らうのはどうかと思ったが、今日も二食なのでペロリとやっつけて一寝入りする。深更目覚めてまたつまらないブログを書く。