imaginegargle’s blog

中国文明の揺籃である河南省への旅の準備とその旅路について記すブログ

河南省を往く22

 出発1日前。歯科治療に行き、一応仮に穴をふさいでもらい帰宅するが、昼飯に作ったパスタがもちもちすぎて詰め物が脱落。再度歯科医に行き塞いでもらう。歯科衛生士のおねいさんから、「スパイ容疑で捕まんないようにね」と囁かれる。気をつけます。

 その間、原発再稼働反対の集会が雨天を衝いて開催されていたので参加。

 また、中国東方航空のサイトに入りオンラインでチェックイン。荷物の総重量が10KgになったのでLCCの機内持ち込み規制に引っかかるため、急遽関空までの航空運賃に託送手荷物の料金をプラス。

 戦史叢書「一号作戦 河南の会戦」から霊宝会戦の部分をハードコピーしてホチキス止め。この戦は函谷関を日中両軍が激突する、と言うとカッコイイが、実際のところは関中に逃げ込もうとする中国軍を追いかける日本軍も青息吐息で「とりあえず勝った」形を作って引き上げただけのことだった。

 下の写真の「函谷関」は日中両軍の戦争で失われたとされるが、その機会はこの霊宝会戦以外には無い。しかしここを巡っての攻防の記録は無く、俺は何か別の理由で消えたのだと考えている。

近年まで存在したと言われる「函谷関」